体は細長くスマートな体型で、頭部には1対の複眼と3個の単眼がある。腹部には3対の脚と、7対のエラを持ち、その形状は葉状、糸状、房状のいずれかをとる。尾は基本的に3本だが、ミジカオフタバカゲロウ属とフタバコカゲロウ属のみ2本である。様々な環境に適応しているため、山地渓流から学校のプールまで広く観察されるが、水質条件がα-中腐水性(水質等級V)以降の場合は生息数がかなり減る傾向にある。水中に生える藻を削り取って食す、刈り取り食者(グレーザー)である。
コカゲロウ属、ミジカオフタバカゲロウ属、フタバコカゲロウ属、フタバカゲロウ属、ウズバコカゲロウ属の5属28種以上を含む。
・コカゲロウ属
コカゲロウ属幼虫 2004年7月 六甲山にて撮影 |
ヨシノコカゲロウ幼虫 2007年3月 部室での飼育個体を撮影 |
・ミジカオフタバコカゲロウ属
ミジカオフタバコカゲロウ幼虫 2007年6月 部室での飼育個体を撮影 |
・フタバカゲロウ属
フタバコカゲロウ幼虫 ※住吉川産ではありません。 |
更新履歴
2009-011
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レイアウトを仮変更。
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