体は円筒形のややガッシリとした体型で、頭部には1対の複眼と3個の単眼がある。腹部には3対の脚と6対の棒状または板状エラを持つが、腹部第1節の棒状エラは退化しており目立たず、第2節の板状エラが大型化して残りの第3〜6節のエラを覆い隠している。尾は全属すべて3本であり、平瀬やたまりなどの流れの緩やかな環境を好む。川底の石の表面に生える藻を削り取って生活する刈り取り食者である。
ヒメシロカゲロウ属、ミツトゲヒメシロカゲロウ属の2属3種以上を含む。ヒメカゲロウ科と呼ばれることもある。
※住吉川では2015年4月現在、未だ確認されていません。汚水生物系列がα-中腐水性(水質等級V)以降のやや汚れた水質を好むようなので都市部での発見は絶望的と判断しています。使用した写真は、OBが県外の河川で捕獲し寄贈した個体を後日に撮影したものです。
・ヒメシロカゲロウ属
ヒメシロカゲロウ属幼虫 ※住吉川産ではありません 画像は野口真央氏の好意により掲載したものです |
更新履歴
2015-04
ヒメシロカゲロウ科の詳細解説を追加。
2010-06
科名検索ページを作成。
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2010-06
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