著しく扁平な体型をしており、頭部には1対の複眼と3個の単眼がある。腹部に3対の脚と、7対の房状または葉状のエラを持つ。尾は基本的には3本だが、オビカゲロウ属とヒラタカゲロウ属のみ2本である。山間の上流部のような清澄な環境を好むため、貧腐水性(水質等級T)の指標生物とされており、早瀬や平瀬などの流れがある程度強い場所でよく観察できる。川底の石の表面に生える藻を削り取って食す、刈り取り食者(グレーザー)である。
ミヤマタニガワカゲロウ属、キタタニガワカゲロウ属、ヒラタカゲロウ属、キハダヒラタカゲロウ属、タニガワカゲロウ属、ヒメヒラタカゲロウ属、オビカゲロウ属の7属26種以上を含む。
・ヒラタカゲロウ属
・タニガワカゲロウ属
シロタニガワカゲロウ幼虫 2007年4月 住吉川にて撮影 |
キブネタニガワカゲロウ幼虫 2008年8月 長野県立場川にて 画像は田村繁明氏の好意により掲載したものです |
・オビカゲロウ属
オビカゲロウ幼虫 2007年3月 六甲山にて撮影 |
・ヒメヒラタカゲロウ属
ヒメヒラタカゲロウ属幼虫 2008年8月 長野県立場川にて撮影 画像は田村繁明氏の好意により掲載したものです |
更新履歴
2009-11
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