住吉川の河川調査 詳説版 |
生物学的調査 (生物的調査)
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・ 調査方法による相違点 戻る | |
@.汚水生物系列
A.ベック−津田α法
B.ベック−津田β法
C.汚濁指数法 D.簡易水質調査法 E.相互関係一覧表 |
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ベック−津田α法は観測可能地形が瀬に限定されている点や採集の目安にコドラートを
用いらなければならない点など制限が多く、観測される種類数が限定される為、場合によ
っては求められた数値が実際の現状とは大きく異なる値をとってしまいかねない。そこで
1972年に津田松苗氏により改定され、地形や底性などの外的要因に対しての条件の緩和と共に、
その地点での生物相そのものを観測できるように調整されたのがベック−津田β法である。
概要はα法と同様である為、採取した対象種を汚濁に耐えうる種類(Intolerant Species)
と汚濁に耐えうる種類(Tolerant Species)の二群に大別し、前者をA群後者をB群とした上
で2A+Bから求められる汚濁生物指数(Biotic Index)を基準とする基礎の部分に差異はない。
主な相違点としては観測地点のあらゆる環境に生息する生物種を確認できる点や人手と手間が
大いにかかる点を挙げる事ができるだろう。観測結果の資料価値と信憑性はかなり高い為、
最も多用される調査方法だと言っても過言ではない。
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