本ページは以前の文化祭についての紹介ページです。(2022年04月追記)

2022年度の第76回灘校文化祭についての情報をお求めの方は、お手数をおかけしますがこちらの『2022年 第76回 灘校文化祭 生物研究部 特設ページ』までご移動ください。

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第67回灘校文化祭特集


 本年度の灘校文化祭も 皆様のお力添えを受けて、大過なく終えることができました。 お足元の悪い中 文化祭にお越しいただいた皆様方に、この場を借りまして心からのお礼を申し上げます。

 昨年に完成した新校舎に移動して初めての文化祭ということもあり、案配もつかめずに戸惑いの連続でした。 このように素晴らしい結果を出せたことは、部員達の自信に繋がると思います。
 お世話になりました顧問の先生方とOBの方々、そして我々の展示に足を運んでくださった 皆様方。 改めて心からのお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 今後とも生物研究部にご指導とご鞭撞の程どうかよろしくお願い申し上げます。
 来年の文化祭にも、是非 お越しくださいませ。



特集 第67回灘校文化祭 現在のコンテンツ
(2013年10月20日更新 部報の配布停止)



● 第67回灘校文化祭のご案内

2013年5月2・3日に、第67回灘校文化祭が開催されます。
生物研究部もバザーやブース展示で参加しますので、みなさま是非ご来場下さい!

ようこそ灘校文化祭へ!!
ようこそ灘校文化祭へ!!

―― 開催日・場所 ――

2013年5月2日(木)、3日(金・祝)
午前9時〜午後3時30分
雨天決行

生物教室(西館3階)、生物研究部部室(〃)、ワーキングルーム(〃)にてブースを公開。
西館へは、正門右手のスラロームから1号館2階に行き、そのまま1号館3階に上がってから 同階西館に向かってください。
もしくは正門右手奥の共栄館の階段からですと、直接西館3階に向かえます。
※詳細は右下の地図をご参照ください。



―― ご注意 ――

駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用下さい
校内は全面禁煙です、ご了承下さい。
旧校舎と新校舎共に、展示ブースは土足でご観覧いただけます。



―― 展示内容 ――

個人研究と団体研究のポスター展示
水槽による生体展示
部員による公開実験
生物クイズ(景品有り!)



―― ライブ実験 ――

公演のスケジュールは、生徒会が配布するパンフレット、西館3階の生物教室前の掲示板、校内に流れるアナウンスでご確認ください。
※スケジュールは、当日に予告なく変更されることがあります。

座席は約30席準備しております。
小学生以下の児童に優先的にご利用いただけますよう ご協力ください。
立ち見も合わせますと、約80人がご参加いただけます。

教室前方にテレビを設置して実演者の音声と手元をCCDカメラにて中継いたしますので、そちらもご利用ください。

■5月2日(木)
DNA抽出実験 (10:15~11:00)、イカの解剖 (11:15~12:00)、光合成色素の展開 (12:15~13:00)、カエルの解剖 (14:15~15:00)

■5月3日(金・祝日)
イカの解剖 (10:15~11:00)、光合成色素の展開 (11:15~12:00)、カエルの解剖 (12:15~13:00、14:15~15:00)、DNA抽出実験 (13:15~14:00)

※2日と3日の実験の内容はすべて同じです。
※祝日の5月3日の午後は特に混雑が予想されますので、時間に余裕をお持ちの方はできるだけ午前の部にご参加ください。



―― バザー ――

部員が作成した、透明化標本、乾燥標本、樹脂標本をお譲りします。
※2日、3日共に出品しますが、数に限りがあります。



―― アクセス ――

来年2014年には校内地図のオフィシャルな図面が出てるはずなので、それをデフォルメして案内図とするべし!!

JR神戸線「住吉」駅から東へ徒歩約10分
阪神本線「魚崎」駅から北へ徒歩約10分
阪急神戸線「岡本」駅から南西へ徒歩約20分
※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。

〒658-0082
兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5番1号
Tel:(078)411-7234(代)

詳しくは、『灘中学校・灘高等学校/交通アクセス』でご確認ください。




● 常設展示


―― ポスター展示(生物教室) ――

新校舎に移って初めての文化祭ですが、メインの企画はやはりポスター展示です。
さまざまな試行錯誤の結果、模造紙の前に部員が立ち解説や質疑応答を行なう形に やはり落ち着きました。

■個人実験のポスター展示
タマミジンコの飼育と研究(今木)、オオクワガタのエサによる体重変化(青木)、ニンジンのカルス形成・培養実験(石田)、身近に住む微生物 (岸上)、樹脂標本作製の概説 (池田) 、粘菌の最短経路踏破 (石田) 、ハツカネズミを用いた明暗室試験(乾) 、同じく 回避学習実験(乾)、住吉川の珪藻について (前原)

■共同研究のポスター展示
体細胞分裂の観察(吉村・岡本・舘) 、住吉川での線虫採集 (井上・大坪)、住古川における水質調査のまとめと考察(井上・乾)

第67回灘校文化祭 生物研究部 ポスター展示
第67回灘校文化祭 生物研究部 ポスター展示


―― 水槽展示(教室前廊下) ――

生研自慢の大水槽は、新校舎でも健在です。
展示スペースが広がったので、旧校舎時代よりも多くの水槽を展示することができました。そのぶん手間はかかるのですが、部員達は展示のできに満足そうです。
やはり、文字だらけのポスターよりも目を引くらしく、人だかりができるほどの大盛況でした。

■住吉川の生態水槽群 (西館廊下)
上流部 山間地域 (カゲロウ幼虫、カワゲラ幼虫、トビケラ幼虫など水生昆虫類)
中流部 都市地域 (ヨシノボリ、オイカワ、カワムツなど魚類)
下流部 汽水地域 (モクズガニ、ボラ、カレイなど魚類)

■大水槽 (1号館廊下)
アユの生態展示 (部室で飼育していたアユを特別公開、オイカワ(飼育個体)と混游)

第67回灘校文化祭 生物研究部 水槽展示
第67回灘校文化祭 生物研究部 水槽展示


● 特別企画


―― ライブ実験(生物教室) ――

校舎や部員が変われど、ライブ実験も健在です。
灘校生物研究部の伝統であるウシガエルの解剖に加え、光合成色素の抽出やスルメイカの解剖も行ないました。
生物教室の半分をつかった新しいステージには、なんと液晶テレビが据え置きされており、手元のCCDカメラの映像と音声を中継できます。

■5月2日(木)
DNA抽出実験 (10:15~11:00)、イカの解剖 (11:15~12:00)、光合成色素の展開 (12:15~13:00)、カエルの解剖 (14:15~15:00)

■5月3日(金)
イカの解剖 (10:15~11:00)、光合成色素の展開 (11:15~12:00)、カエルの解剖 (12:15~13:00、14:15~15:00)、DNA抽出実験 (13:15~14:00)

お足元の悪い中、たくさんのご来場 本当にありがとうございました。
本年度の公開実験も無事に終了いたしました。
来年も是非お越しください!!

第67回灘校文化祭 生物研究部 ライブ実験
第67回灘校文化祭 生物研究部 ライブ実験


―― 生物クイズ (ワーキングルーム) ――

正解者ゼロ……あまりの難度から封印されていた伝説の企画が二年の時を経てとうとう復活!!
難易度は初級、中級、上級、マニアの4段階で、好成績者には豪華記念品が贈答されます。雑学自慢な皆様のご参加を、部員一同お待ちしております。

■初級(灘中入試レベル) 問題はこちら!
■中級(灘高入試レベル) 問題はこちら!
■上級(大学入試レベル) 問題はこちら!
■マニア級(専門家レベル) 問題はこちら!

ファイル形式はPDFファイルですので、Adobe Readerなど閲覧ソフトをご用意ください。

サーバーの容量削減のため、2013年9月現在『生物クイズ 2013年版』の配布を停止中です。
2014年度に予定しているホームページ改装まで、ご迷惑をおかけします。

第67回灘校文化祭 生物研究部 生物クイズ
第67回灘校文化祭 生物研究部 生物クイズ


● 生物研究部 部報 第101号紹介


―― 第101号概説 ――

『生物研究部 部報 第101号』が、今年も無事に完成しました。
この場を借りましてお世話になりました生徒会の印刷チームに御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
部報の製作が遅れるのは生研の悪しき伝統の一つで、例に漏れず今年も大苦戦でした……(生徒会の皆さん、毎年申し訳ないです)
灘校では部誌全般を電子書籍化する話もでており、紙の書籍としての配布が終わと思うと少し寂しい気もします。こんなに毎年苦労しているのに、不思議なものですね。
しかし、苦労があったからこそ、皆さんにお読みいただけたときの感動も大きくなるというものです。たとえ形が変われど生研の部報は不滅、来年の文化祭でも皆さんが思わず手にとってしまいたくなるような魅力的なものを作りたいと思います。

生物研究部部報 部報第101号 (2013年発行)
生物研究部部報 部報第101号 (2013年発行)
表紙の絵
 モリカワニナの腹足(左上)、角頂部(左下)、殻長と殻口(右側)。
 66回生 前原の力作です。

PDFファイルです。
文化祭両日で配布した第一版とは異なる部分がある可能性がありますが、ご了承ください。
 
はじめに                                   ・・・P1
目次                                       ・・・P2

--個人研究--

・中学二年           
タマミジンコの飼育と研究                   ・・・P3
体細胞分裂の観察                           ・・・P7

・中学三年
オオクワガタのエサによる体重変化           ・・・P9
ヘビを捕まえに行こう!                      ・・・P16

・高校一年
ニンジンのカルス形成・培養実験             ・・・P19
身近に住む微生物                           ・・・P26
魚の習性からみる釣り                       ・・・p30

・高校二年 
樹脂標本作製                               ・・・p33
粘菌と最短経路                             ・・・P38
冬のキノコ探し                             ・・・P42

・高校三年
ハツカネズミを用いた
明暗室試験と回避学習実験                   ・・・P48
線虫採集                                   ・・・P54
住吉川の珪藻                               ・・・P60
住古川における水質調査のまとめと考察       ・・・P68

--特集--

2012年度生物研究部夏合宿記in関東           ・・・P79
生オリ参加記2012                           ・・・p86

web版部誌について                         ・・・P95
部員紹介                                   ・・・P96
おわりに                                   ・・・P100

 内部の記事と室内の展示は連動しておりますので、何か疑問や質問等ありましたら おそばのスタッフにお声をどうぞ。お持ち帰りいただいてからでも、本サイトのメールフォームよりお気軽にご連絡くださいませ。(灘校生物研究部宛メールアドレス お手数ですが、画像から直接アドレスをご入力くださいませまでどうぞ)



生物研究部部報 部報第101号 (2013年発行) 表紙絵

―― 表紙絵解説 ――

和名;モリカワニナ
学名;Semisulcospira (Biwamelania) morii

滋賀県の琵琶湖 北岸の一部水域や、竹生島にわずかにのみ生息する琵琶湖の固有種です。
普通のカワニナとは違い、殻の表面が著しく盛り上がるのが特徴です。







―― 部報WEB版について ――

『生物研究部 部報 第101号 WEB版』を現在配布中です。

ファイル形式はPDFファイルですので、Adobe Readerなど閲覧ソフトをご用意ください。
PDFファイルが開けない場合は、『過去の個人研究 2012年』より、要約を確認できます。

サーバーの容量削減のため、2013年9月現在『生物研究部 部報 WEB版』の配布を停止中です。
2014年度に予定しているホームページ改装まで、ご迷惑をおかけします。

これまでの部誌のバックナンバーの概要をお知りになりたい方は、『過去の部誌一覧』をご覧ください。

これまでの研究の概要をお読みになりたい方は、『過去の個人研究』をご覧ください。



● 文化祭舞台裏写真展

―― 絶望の生研クイズ ――

久しぶりに復活しました生研クイズ。
現在の部員には、小学生として先代クイズに挑んで散った者が少なくありません。(といいますか、全員だそうですw)皆、自分たちの受けたトラウマを払拭するがごとく、尋常ならざる熱意を持って問題を作り上げました。そこまでは良かったのです。
本番前日、部室に生徒会に発注していたテスト問題が届きました(生徒会の皆さん、重ね重ねありがとうございます)。しかし、そこで悲劇は起こりました。 誤字脱字が山のように見つかったのです!
「今読んで気がつくなら、なんで印刷前に気がつかないの!?」
吹き荒れるエラッタの嵐の中、絶叫がこだまします。担当が発狂寸前です。毛が逆立っています…… 叫ぶ暇があれば仕事をしろ! 私はそう言いたかったのですが、そんな言葉を胸にそっとしまって彼から目をそらしました。なぜなら、私もまた テスト問題を何度も校正した”つもりだった”1人だからです。
あんまり寝て無くて集中力が足りなかったのかな?と自分に言い訳。実際に刷らないと、脱字ってみつからないもんですね。ちぃ覚えた。

本当なら、黒板一面に好成績者のスコアを書き出す予定だったのですが エラッタがどんどん増えていき、高得点者を讃えるはずだったスペースは最終的に片隅に追いやられてしまいました。なぜこうなったのか。

プリント数枚のテストがこの様子なら、100ページ越えの部報はもっと酷いことになっているでしょう。
WEB版(第2版)への改訂は地獄になりそうです(泣)。



―― ライブ実験の悪夢 ――

今年は新校舎になって初めての文化祭。
工事中でいつもの部屋割りが使えなかった昨年もなかなかの難産でしたが、今年も想定外の連続でありました。
なかでも、部員達を一番追い詰めたのが生研名物でもある『ライブ実験』でした。
さて、ライブ実験とは いわゆる公開実験という奴で、複数種類の実験をぶっ続けで演示するという企画です。

水族館のイルカショーや遊園地のパレードを見に行こうとしたら、時間が合わなくて涙を呑んだ経験はありませんか?
そんな悲しい思いをお客様にさせるわけにはいかないと、『ならお客がいつきても大丈夫なように、ずっと実験してればいいじゃない』と数代前の部長が考えだしたのがこの企画、そして慧眼は当りライブ実験はたちまち人気企画となりました。
我々部員の自由時間を犠牲として……

cf. 2013年2日目のライブ実験スケジュール
イカの解剖 (10:15~11:00)、光合成色素の展開 (11:15~12:00)、カエルの解剖 (12:15~13:00)、DNA抽出実験 (13:15~14:00)、カエルの解剖 (14:15~15:00)
あれ、僕たちのお昼休憩はどこ?

まあ、グチはさておき、
これまでは通常教室(旧理科講義室)を一部屋お借りして実験をしていたのですが、部屋のサイズの都合から50人ほどしか収容できず、毎年 廊下で立ち見の方が出てしまっていました。
最も人気のある「ウシガエルの解剖」などは、旧校舎の階段付近までお客様で埋まったそうで、テレビを廊下に何台も設置してCCDカメラで中継することでなんとか裁いていたらしいです。音声の配信は難しく、教室の窓を開け放ってマイクで怒鳴ることで声を無理矢理届けていたとか。

しかし、我らが”新”生物教室は違います! そもそも旧教室よりずっと広く、なんと収容人数は80人。 さらに 液晶テレビが各所天井に備え付けられており、演者から遠い後方のへの配慮もバッチリ。マイクも完備で部員の独り言すらも届けます。 と息巻いていたのですが…… あれ、お客様が来ない?

そんな不安がる部員達とガラガラの教室を見て、旧校舎時代を知る某幹部が一言。
「身内だけの初日(平日なので灘校生しかいない)はこんなもの。しかし、明日、万が一の事があれば不味い。今年は積極的に宣伝しよう」
これまでは、文化祭当日の告知は行なっていませんでした。口コミだけで毎年教室から溢れる程の集客があるのに、宣伝しすぎるとキャパを越える可能性が高かったのが理由です。がしかし、今年はなんとそれを解禁するというのです。
「昔の倍は入るし、大丈夫、大丈夫!」
せっかくの新生生物教室のデビュー戦に花を添えるつもりなのでしょう。ですが……
ピコーン。私の頭にどこかで聞いたことのある電子音が響きました。
ああ、ダメだな。何故か直感できます。世間では、これを”フラグが立った”と呼ぶのです。
そして、我々の不安は 違う形で的中することになることになります。

文化祭2日目。
校内アナウンスの後、瞬く間にお客様で埋まる教室を見ながら、先日の幹部が頬を引きつらせます。
そして集まりに集まり、150人!それも教室内におられるだけで。廊下にはまだまだ数え切れないほどのお客様が……
そうして彼らは、数えることをやめたのです……

さて、これはとんでもないことになってしまいました。かなり多めに見積もっていたはずの予想の80人の倍の集客。緊急事態に部員達が招集されます。
”机”を並べて立ち見席をつくり、演示用のデスクと安全線を下げて背の低い子供用席を確保し、etc. 大急ぎで40席ほど見繕うも、焼け石に水。とうとう 立ち見客ならぬ、立ち聞き客を出してしまいました。大変に申し訳けないです。
来年からは、やっぱり廊下に中継ですね…… どこからテレビを調達してこないと(汗)

「これはケジメが必要な大失態ですよ、先輩」
(意訳:まさかこの状況を放り出して引退なんてしないですよね?)
「……俺は責任を取って幹部を辞任する。お前達がしたいようにしろ」
(意訳:自分は受験もあるから勇退する。来年はお前達でなんとかしてね!)

仁義なき戦いの火ぶたが切って降ろされるのは遠くはなさそうです。
(なお、役職の引き継ぎはつつがなく行なわれました)



―― バザー怒濤の大放出 ――

灘校文化祭は生徒だけでなく、その保護者の皆様のご尽力を大いに受けています。文化祭は学生主体のイベントであることが多く、このようなスタイルは珍しいそうです。
例えば、体育館で行なわれているチャリティーバザーは、PTAの皆様が全面的なバックアップをしてくださっています。他にも助けてくださる方々は沢山おられ、文化祭はそういった後援者の方々のご厚意で成り立っているのです。

生研のことを応援してくださる方々もおられまして、様々な生体、標本、書籍などを提供してくださいます。本当にありがたいことです。今年も、チャリティバザーに参加する旨を伝えたら、たくさんの寄付をいただきました。重ね重ね御礼を申し上げます。

今回生物研究部から出品しましたのは、昆虫類や魚類の標本です。
理科室にあるような”標本そのまま”ではなく、個別にわけて少しお洒落にラッピングしてみました。部員の手製ですので教材のように美しくはないですが、練習もかねて手入れもしていますので、虫食いやカビもなく状態もはまずまずです。

標本の類は自作するとなるとなかなか大変ですので、興味がある方は一度手にとってみることをお薦めします。部員によるアフターケアも万全ですよ!(部員はバザーには常駐しておりませんので、部報やWEBサイトからご連絡ください)

体育館にはバザーの他にも、中学受験で不要になった教材が放出される古本市や、名物の灘校・合格弁当が買える弁当売り場、文房具などが買える土産屋があります。どこも人気スポットですので、ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう?



―― 生研メンバー集結せよ!! ――

部会の時すらろくに集まらない、フリーダムな生研メンバー達。
ですが文化祭後の片付けだけは、全員参加です。そんな時、今がチャンスだと言わんばかりに、集合写真を撮ってしまうのが長年の伝統なのです。

深い理由があるわけではなく、そうでもしないと片付けが間に合わないという身も蓋もない理由です。
灘校の文化祭は15時に終わるのですが、なんと17時には学校が閉鎖されてしまいます(祭終わりのテンションでうろちょろして問題を起こすな! さっさと切り替えて中間テスト(黄金週間明け……)の勉強しろ!ってことだと思われますw)。そして連休が終わるまで開放されないのです。
生ものをふんだんに展示している生研にとっては長期間の閉鎖は死活問題。3日がかりでつくった展示をたったの2時間で撤収しなければなりません。
(文化祭時は平時よりも電源を倍以上使うので一時的に拡張しているのですが、それがこの連休中に止まってしまうのです。生体たちの生命維持装置に万が一のことがあってはならないので、最悪でも水周りと温室周りだけはなんとかしなくてはなりません)

しかし、苛酷な肉体労働が待っているとと分っていて、部員達が素直に顔を出すはずもなく…… 楽しい”打ち上げ”という餌を用意して、蜜に群がる虫を一網打尽にするわけですw と言いましても、少し早い晩ご飯をいっしょに食べるだけですよ? 生物研究部は健全で安全な部活なのです!

さて話は少し変わりますが、文化祭にはOBの方々も来られます。今年は新校舎のお披露目ということもあって、生研OB以外にも たくさんの先輩方が 新校舎を珍しそうにまわっておられるのをお見かけしました。プチ同窓会みたいなものですね。
そして現役生にとっては 大学、研究、社会人生活をしている人生の先輩達から貴重なお話しを聞くチャンスでもあります。
いずれは、僕も後輩達に話す側になるんでしょう。感慨深いような、少し寂しいような、不思議な気持ちです。(OBの皆さんは打ち上げの引率だけでなく、カンパもしてくださいます。毎年ありがとうございます!)




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