今年の文化祭展示も、無事に成功することができました。
校舎工事の関係で、毎年お借りしている教室が使えなかったり、展示の規模が縮小されたりと、普段と勝手が違い部員達も戸惑っておりました。
そんな中、皆で力を合わせて展示を完成させた経験は得難い経験になったと思います。
これも、たくさんのお力添えをいただいた顧問の先生方とOBの方々、そして文化祭に足を運んでくださった 皆様方のおかげです。
この場を借りまして 改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
来年の文化祭にも、是非お越しください!!
2012年5月2・3日に、第66回灘校文化祭が開催されます。 生物研究部もバザーやブース展示で参加しますので、みなさま是非ご来場下さい!
2012年5月2日(水)、3日(木・祝) 午前9時〜午後3時30分 雨天決行
生物教室は1号館の西側三階です。
正門から右手の武道館の前を通った先にある1号館の階段を上がっていただくと、生物教室はすぐです。
個人研究と団体研究のポスター展示 水槽による生体展示 部員による公開実験 ※校内改装中につき、生物クイズは中止させていただきます。
公演のスケジュールは、生徒会が配布するパンフレット、武道館二階の生物研究部部室前の掲示板、校内に流れるアナウンスでご確認ください。 ※スケジュールは、当日に予告なく変更されることがあります。
座席は約20席準備しております。 小学生以下の児童に優先的にご利用いただけますよう ご協力ください。 立ち見も合わせますと、約40人がご参加いただけます。
教室前方にテレビを設置して実演者の音声と手元をCCDカメラにて中継いたしますので、そちらもご利用ください。
■5月2日(水)
DNA抽出実験 (10:00~11:30)、イカの解剖 (11:00~12:45)、光合成色素の展開 (12:00~13:30)、カエルの解剖 (14:00~15:45)
■5月3日(木・祝)
イカの解剖 (10:00~11:45)、光合成色素の展開 (11:00~12:30)、カエルの解剖 (12:00~13:45、14:00~15:45)、DNA抽出実験 (13:00~14:30)
※2日と3日の実験の内容はすべて同じです。
※祝日の5月3日の午後は特に混雑が予想されますので、時間に余裕をお持ちの方はできるだけ午前の部にご参加ください。
JR神戸線「住吉」駅から東へ徒歩約10分 阪神本線「魚崎」駅から北へ徒歩約10分 阪急神戸線「岡本」駅から南西へ徒歩約20分 ※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。
〒658-0082 兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5番1号 Tel:(078)411-7234(代)
詳しくは、『灘中学校・灘高等学校/交通アクセス』でご確認ください。
駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用下さい 校内は全面禁煙です、ご了承下さい。 旧校舎と新校舎共に、展示ブースは土足でご観覧いただけます。
2011年〜2012年にかけた行なわれた個人研究の活動報告や結果紹介を行ないます。 展示形式は模造紙による壁面ポスター展示で、カラー写真の掲載や実際に使用した器具の展示も考えています。
旧校舎工事の関係で例年よりは縮小されておりますが、その分 質は高くなっていると自負しております。 疑問や質問などありましたら、順路に立っております部員のお声をかけいただければお答えできます。
・青井(65回生)
ネズミの断眠実験をしています。
ネズミも展示しています。
・岡田(65回生)
麹の展示をしています
顕微鏡で実際見ることもできます。
・田中(65回生)
クマムシの展示をしています。
・山本(65回生)
骨格標本の展示をしています。
・渡辺(65回生)
プラナリアを展示しています。
・井上(66回生)
犬の唾液実験をしています
・前原(66回生)
様々な川での魚の調査記録+独自で採集した貝の展示をしています。
・池田(67回生)
様々な昆虫標本の展示をしています。
・石田(67回生)
カビの迷路の実験展示をしています。
・福田(67回生)
様々なきのこを展示しています。
・生物の系統樹についての発表
過去、河川調査のデータを基にして、前原を筆頭にして作り上げた住吉川の生態マップ、
そしてここ数年の河の調査記録をまとめたものもあります。
毎年恒例のライブ実験は縮小運営中の今年も行ないます!
内容は教科書や図説にのっている、誰もが見たことがあるものばかり。
本やテレビでしかみたことのない実験の数々を、一度『生』でみてみませんか?
皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加くださいませ!!
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・5月2日(水)
DNA抽出実験 ― 10:00 〜 10:30
イカの解剖 ― 11:00 〜 11:45
光合成色素の展開 ― 12:00 〜 12:30
カエルの解剖 ― 14:00 〜 14:45
・5月3日(木)
イカの解剖 ― 10:00 〜 10:45
光合成色素の展開 ― 11:00 〜 11:30
カエルの解剖 ― 12:00 〜 12:45
DNA抽出実験 ― 13:00 〜 13:30
カエルの解剖 ― 14:00 〜 14:45
※上記のスケジュールは、当日に予告なく変更されることがあります。
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※公演のスケジュールは、文化祭当日に旧校舎三階の生物研究部部室前の掲示板や、校内に流れるアナウンスでご確認下さると確実です。
※座席は約20席準備しております。小学生以下の児童が優先的にご利用いただけますよう ご協力ください。立ち見も合わせますと、約40人がご参加いただけます。
※本年は展示スペースの縮小の関係で、廊下への中継は行ないませんので、ご了承下さい。
・DNA抽出実験
ブロッコリーやレバーを材料にDNAを抽出します。
今年のレシピは66回生,65回生が独自の工夫を加えたもので、簡単にかつ大量に抽出できるように改良されています。
・光合成色素の実験
ライブ実験では最も人気がない……もとい地味な実験ですが、ムラが消せないDNA抽出に比べるとコンスタントに結果が出せる実験です。
ちなみに色素の展開に用いる専用用紙はお値段が高いので、生物科が授業でつかったお下がりをいただいていますw
・カエルの解剖
ウシガエルの解剖を行ないます。
生物研究部の最大の目玉といっても、過言ではありません。
といいますか、これしか見てくれない人多数(汗)
ウシガエルは特定外来種に指定されている関係で、飼育すら難しい生き物です。
解剖だけでなく、その生態、環境に与える影響、そして飼育方法など、様々な解説も行ないたいと思います。
・イカの解剖 NEW!!
今年は新しく、スルメイカのの解剖が行われます。
なぜ唐突にイカなのかといいますと、今年の教科書からイカの解剖が取り上げられるからという身も蓋もない理由です。
眼球の仕組みが人間ソックリとか、巨大な神経をつかっていろいろできるとか、なかなか興味深いですね。まだまだ研究中ですが、暫定公開。
生研、期待のルーキーの登場です!
『目で見るだけではなく、手で触ることのできる』展示をテーマに、水槽や標本の展示を行ないます。 すべての展示に、実際に触れていただくことが可能で、常駐している部員からの解説を予定しています。 また、一部展示が部誌と連動しておりますので、冊子を手にとってからご覧いただけると、より楽しめます。
■水生昆虫の観察
・生態水槽
水生昆虫が川でどのように暮らしているのかを再現した水槽を展示します。
ルーペや覗き眼鏡など観察道具を準備しておりますので、是非ご覧になって下さい。
・同定実習
当日に採集した生き物が放された水槽から水生昆虫を捕まえ、実際に名前を調べてみましょう。
部員が常駐しておりますので、なんでも質問してください。
■透明標本の展示
・骨格標本
特殊な方法で作成した標本を公開しています。
部員に声をかけたいただければ、手に触れていただくことも可能です。
・彩色標本
特殊な染料で組織を染めた標本を公開しています。
部員に声をかけたいただければ、手に触れていただくことも可能です。
改装工事中のため、今年は開催されません。
生物研究部部報 部報第100号 (2012年発行) |
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表紙の絵
今年の表紙は住吉川の顔、ヨシノボリです。
夜間観測のライトに浮かび上がるユーモラスな姿には愛嬌がタップリ。
PDFファイルです。
文化祭両日で配布した第一版とは異なる部分がある可能性がありますが、ご了承ください。
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◆はじめに P.001
◆INDEX P.002
◆個人研究
・中学3年生
水鳥(中井) P.003
住吉川(おもに支流)の生態(早嶋) P.008
・高校1年生
クワガタの幼虫の成長曲線(池田) P.013
粘菌と最短経路(石田) P.O19
キノコについての研究
中間報告(福田) P.023
・高校2年生
唾液の能力(井上) P.027
琵琶湖淀川水系内での(前原) P.031~
ハベカワニナ類の変異について(〃)
余呉湖における
ワカサギの食性について(〃)
プランクトン相から読み取る
各水域の環境の現状(〃)
・高校3年生
ネズミを用いた睡眠実験(青井 P.042
麹菌の培養実験 2012ver.(岡田) P.047
2012年タマムシの旅(田中) P.052
魚の飼育について(森) P.059
骨格標本総括(山本) P.065
プラナリアの再生実験(渡辺) P.070
◆特集
日本生物学オリンピック2011
参加記(池田・真田) P.075
住古川河川調査の
まとめと考察(岡田) P.079
関西生物部交流会記(田中) P.087
2011年 夏合宿記(青井・石田) P.092
2012年 春合宿記(前原) P.102
部誌からわかる
生物研究部の活動(岡田) P.107
◆部員紹介 P.212
◆おわりに P.116
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内部の記事と室内の展示は連動しておりますので、何か疑問や質問等ありましたら おそばのスタッフにお声をどうぞ。お持ち帰りいただいてからでも、本サイトのメールフォームよりまでお気軽にご連絡くださいませ。
ヨシノボリ
スズキ目ハゼ科ヨシノボリ属の仲間です。
腹部に吸盤を持っており、流れの速い場所でも生息できます。なわばり意識がとても強く、川底の石の隙間に巣を作ります。
一部の種は雄に婚姻色を持つことが知られています。
雑食性で水生昆虫や半底生プランクトンだけでなく、自分よりも小さな魚も食べてしまうそうです。
食用になり、日本全国でみそ汁や佃煮にして食べられています。
ちなみに 生研でもよく食す魚の一種で、部内では唐揚が人気です。
『生物研究部 部報 100号 WEB版』を現在配布中です。
ファイル形式はPDFファイルですので、Adobe Readerなど閲覧ソフトをご用意ください。
PDFファイルが開けない場合は、『過去の個人研究 2011年』より、要約を確認できます。
サーバーの容量削減のため、2013年9月現在『生物研究部 部報 WEB版』の配布を停止中です。
2014年度に予定しているホームページ改装まで、ご迷惑をおかけします。
これまでの部誌のバックナンバーの概要をお知りになりたい方は、『過去の部誌一覧』をご覧ください。
これまでの研究の概要をお読みになりたい方は、『過去の個人研究』をご覧ください。
文化祭準備中の一幕を、こっそりご紹介します。 今年は校舎が改装中ということもあり、準備も例年より大変だった印象が。規模としては縮小してるのに、なぜなのか……
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現在旧校舎は大改装中。向かって左側が生研部室だったのですが……現在は立ち入り禁止です。他の部活やサークルも同じ状況で、ロッカー室やワーキングルームを分け合って活動しています。 |
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写真は生物準備室。普段は顧問の先生方が詰めておられるのですが、現在は生物部が一部を間借りしています。現在お引っ越しのための準備の真っ最中でもあり、文化祭期間中は混沌としていました…… |
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普段は通れる通路が通行止めかと思えば、いつの間にか階段ができていたり、改装中の校舎はまか不思議。ご来場の皆様がたも、迷わないように気をつけて。
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文化祭初日にライブ実験の慣らし運転。初めてとりくむ実験もあり、部員総出でトラブルに備えます。イカの解剖はカエルよりも簡単なのですが、臭いの問題が…… エアコンだけでは換気が間に合わず、扇風機をお借りしてしのぎました。 |
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