● 第76回灘校文化祭のご案内

ようこそ灘校文化祭へ!!

↑ パンフレット(校門横のテントにて配布)にも詳細な地図が付属しておりますので ご活用ください。

2022年5月2・3日に、第73回灘校文化祭が開催されます。
生物研究部もブース展示やオンライン展示にて参加しますので、みなさま是非ご来場下さい!
(本年度、生物研究部はバザーへの出品は行いません)

〓〓 開催日・場所 〓〓

2022年5月2日(月)、3日(火・祝)
午前の部:09:00〜12:00
午後の部:13:00〜16:00

生物教室(西館3階)、理科講義室(西館/3号館 3階)にてブースを公開。
西館へは 正門右手のスラロームから1号館2階に行き、そのまま1号館3階に上がってから 同階西館に向かってください。

※文化祭パンフレット(校門奥のテントにて配布されております)にも 学内の地図が付属しておりますのでご活用ください。

〓〓 オンライン文化祭2022 〓〓

生研はオンライン展示にも参加しておりますブースは『こちら』です。

―― ご注意 ――

雨天決行。
旧校舎と新校舎共に、展示ブースは土足でご観覧いただけます。
駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用下さい。
校内は全面禁煙です、ご了承下さい。

時勢に鑑みまして入場人数の制限が設けられております。
少しでも多くの方に楽しんでいただけますように、「午前」「午後」の二部制となっております。
当日でもご来場いただけますが、オンライン予約や生徒紹介枠をご活用いただけますと確実です。

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

〓〓 展示内容 〓〓

個人研究と団体研究のポスター展示
水槽による生体展示
部員による公開・参加実験(ライブ実験、生研ラボ)
部員によるプレゼン企画(時事問題など) ←おすすめ!!
生物クイズ

公開実験と参加実験のスケジュールは、生徒会が配布するパンフレット、西館3階の生物教室前の掲示板、校内に流れるアナウンスでご確認ください。

時勢に鑑みましてイベント類に参加人数の制限を設けることがあります。整理券を配布しておりますので、ご活用ください。
また、小学生以下の児童が優先的にご利用いただけますようご協力ください。

※両企画のスケジュールは、当日に予告なく変更されることがあります。
※生物教室への中継とプロジェクターによる解説は別企画のため昨年度より中止しています。

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

―― ライブ実験2022 スケジュール(20220501変更) ――

部員が演示実験を行います。
空き時間には有志による時事問題などの講義も用意しています。

スケジュールは2022年5月2日(月)、3日(火・祝)の両日共に同じです。
内容や時間は当日に変更される可能性があります。
校内アナウンスを行いますのでご確認ください。

ライブ実験 @理科講義室
09:10〜09:50 イカの解剖
10:10〜10:50 カエルの解剖
11:10〜11:50 エビの解剖
13:10〜13:50 エビの解剖
14:10〜14:50 カエルの解剖
15:10〜15:50 イカの解剖

※出来るだけゆとりを持って用意しておりますが、時間帯によっては入場者数の制限を行う場合があります。整理券を配布しておりますので、ご活用ください。

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

―― 生研ラボ2022 スケジュール(20220501変更)――

ご来場の皆様方に5分〜10分ほどの科学実験にご参加、ご体験いただけます。
具体的なプログラムはまだ確定しておりませんが、申し込みの締め切りは 両日共に午前9時〜午後3時に約1時間おきとなる予定です。
いつでもご参加いただける常設の実験も準備しておりますので、ぜひご来場ください!

スケジュールは2022年5月2日(月)、3日(火・祝)の両日共に同じです。
内容や時間は当日に変更される可能性があります。
生研公式ツイッターや校内アナウンスで告知を行いますのでご確認ください。

生研Lab(定時) @生物教室
09:05〜09:55 アサリの解剖
10:05〜10:55 ホタルイカの解剖
11:05〜11:55 花の解剖
13:05〜13:55 ホタルイカの解剖
14:05〜14:55 アサリの解剖
15:05〜15:55 花の解剖

生研Lab(常設) @生物教室
タマネギの細胞観察
シダの胞子観察

※出来るだけゆとりを持って用意しておりますが、時間帯によっては告知してあった種類とは異なる実験にご案内したり、ご参加いただけない可能性があります。整理券を配布しておりますので、ご活用ください。

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

―― プレゼン企画”β”(20220501変更) ――

プレゼン企画”β”は部員達が好きな分野や興味のあるテーマについて語るプレゼン企画です。生物教室にて2日と3日の両日共に行われる予定です。
1講義15分ほどの短い解説ですので、興味のあるテーマがあればぜひご来場ください!
各企画の間には生物学がらみの時事問題についての解説なども考えています。

スケジュールは2022年5月2日(月)、3日(火・祝)で異なりますのでご注意ください。
内容や時間は当日に変更される可能性があります。
生研公式ツイッターや校内アナウンスで告知を行いますのでご確認ください。

プレゼン企画”β”1日目 @生物教室
10:00〜10:15 「シンカのカタチ」
10:30〜10:45 「首が長すぎる恐竜!?」
11:00〜11:15 「なぜ恐竜は海に進出しなかったのか」
11:30〜11:45 「両生類・爬虫類の飼育」
14:00〜14:15 「なぜ恐竜は海に進出しなかったのか」
14:30〜14:45 「首が長すぎる恐竜!?」
15:00〜15:15 「シンカのカタチ」
15:30〜15:45 「両生類・爬虫類の飼育」

プレゼン企画”β”2日目 @生物教室
10:00〜10:15 「シンカのカタチ」
10:30〜10:45 「首が長すぎる恐竜!?」
11:00〜11:15 「なぜ恐竜は海に進出しなかったのか」
11:30〜11:45 「両生類・爬虫類の飼育」
14:00〜14:15 「なぜ恐竜は海に進出しなかったのか」
14:30〜14:45 「両生類・爬虫類の飼育」
15:00〜15:15 「シンカのカタチ」
15:30〜15:45 「首が長すぎる恐竜!?」

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

2019年 第73回 灘校文化祭 灘校生物研究部

〓〓 アクセス 〓〓

2022年 第76回 灘校文化祭 灘校生物研究部 地図

JR神戸線「住吉」駅から東へ徒歩約10分
阪神本線「魚崎」駅から北へ徒歩約10分
阪急神戸線「岡本」駅から南西へ徒歩約20分
※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。

〒658-0082
兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5番1号
Tel:(078)411-7234(代)

詳しくは、『灘中学校・灘高等学校/交通アクセス』でご確認ください。


2022年 第76回 灘校文化祭 生物研究部 特別企画

―生研クイズ 2022年度版―

■初級   問題は「こちら」
■上級   問題は「こちら」
■マニア級 問題は「こちら」

■回答は『生研公式Twitter』までDMで! 皆様奮ってご参加ください!!

―オンライン展示―

生物研究部は『オンライン会場』にも出展しております。
校舎の生研ブースで行う実験の動画の公開などを行っておりますので、ぜひお越しください!


灘校生物研究部 部報110号(電子版)

―おことわり・目次(省略)―

 電子化にともない、書籍版(第一版)より一部構成を変更しております。

 内部の記事と室内の展示は連動しておりますので、何か疑問や質問等ありましたら おそばのスタッフにお声をどうぞ。お持ち帰りいただいてからでも、本サイトのメールフォームより灘校生物研究部宛メールアドレス お手数ですが、画像から直接アドレスをご入力くださいませまでお気軽にご連絡くださいませ。

 ネット上で公開する「電子版生物研究部部報」では、その執筆者が全員未成年であることも考慮し、本名を始めとする個人情報は一部を除いて原則非公開となっております。また、それに伴い部員紹介の企画を省略いたします。クラブの活動の実情を伝える、という本来の趣旨に反する対応ですが、ご理解のほどよろしくお願いします。

―表紙絵解説―

2022年 第76回 灘校文化祭 灘校生物研究部 部報110号 表紙 レンカク

和名;レンカク
学名;Hydrophasianus chirurgus

ユーラシア大陸南東部に生息し、日本ではよく南西諸島に迷鳥として飛来する。漢字で「蓮鶴」と書く通り、長い指で圧力を分散させ、ハスやヒシの葉の上を歩くことができる。

―部報第110号発刊に際して―

 春光麗らかな季節もいつの間にか過ぎ去り、街路樹の緑は日に日にその濃さを増してきました。依然として新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、第76回灘校文化祭にお越しいただきありがとうございます。人数制限はあるものの、昨年に引き続き今年も校内で皆様に弊部の展示をご覧いただくことができ、誠に嬉しく思います。

 昨年度を振り返ってみると、文化祭は実施できたものの、感染症拡大の影響を受け夏合宿など様々なイベントが中止となってしまい多くの悲しさや悔しさを感じた1年でした。しかしその中でも、観測や個人研究などを通して部員が主体的に活動し、多くの成果を上げることができました。特にフィールドでの活動では意欲的な部員が多く活動の幅も広げられたと感じています。また研究活動においても新中学2年生を含めた多くの部員が熱心に取り組んでいました。こうした活動を通して大きく成長した部員が今後部を牽引してくれることを非常に頼もしく思います。

 この1年間僕が心がけてきたことは、これまで積み重ねてきたものをよりよくして次の世代に確実に引き継ぐということです。それを実現するために投網などの技術を継承したり『生研ゼミ』を導入したりすることで、教える側と教わる側の両方にとって活動しやすい環境を作ることができたと思います。灘校生物研究部には、中学生と高校生が同じ場所で活動しているという強みがあります。中学生が高校生の高度な技術や知識を早い段階からじっくりと学ぶことができる環境を活かして、今までの長い歴史を引き継ぎつつ新しいものを取り入れ、部員一丸となってこれからも頑張っていきたいと思います。

 最後になりましたが、生物研究部を日頃から支えて下さっている顧問の宮田先生や保護者の皆様、生研OB、及び弊部の活動にご理解、ご協力を賜りました全ての方々にこの場をお借りして心より感謝を申し上げます。

令和4年5月2日
灘校生物研究部 部誌編集担当 鈴木海聖

―個人研究・自由記事―

朽木を掘って昆虫観察
ケンサキイカとマガキの比較解剖
グリセリンを用いた魚類液浸標本の作製
ツマリカスべの解剖
チビクワガタの反射についての実験
タマネギの根端の細胞分裂の観察
アカハライモリの再生における優先部位
丹波篠山ほのぼの採集記とニホンアナグマの解体
警報物質に対するキンギョの反応の観察
PCRのすゝめ
花粉管の観察未遂
合法的トビ方ノススメ
カフェインが短期記憶に与える影響について
住吉川水生昆虫観測2021
住吉川、武庫川における魚類観測結果
昆虫の擬態について
デグーの知能
フロンティア軌道論で理解する生化学
頭足類の比較解剖
統計による多様性の可視化
コラム:血液と血液凝固
コロナ感染記
アントシアニン生合成関連酵素遺伝子中トランスポゾンの検出の試み

―校外活動記―

日本生物学オリンピック2020・2021を軽く振り返る

―おわりに―

灘校生物研究部部報通巻第110号はいかがだったでしょうか。代々続く生物研究部の部報を今年も絶やすことなく皆様にお届け出来たことに安堵しています。コロナ禍は遂に3年目に突入してしまいましたが、ほとんど平時の落ち着きを取り戻したと言えるのではないかと思います。そのおかげもあり、昨年度からの人数制限は継続しているものの、ほぼ例年通りの文化祭の開催を迎えることが出来ました。昨年度の生物研究部の活動を振り返ると、夏休みの合宿が中止されるなど、コロナ禍の影響は確実に出ていました。しかしそんな中でも高校生が技術継承に心血を注ぎ、『生研ゼミ』という新たな活動をスタートさせ、多くの部員が生物学オリンピックに挑戦するなど精力的な活動が出来ていたと確信しています。また、この文化祭を機にこれまで生物研究部をリードしてきた多くの部員が引退し、残された者としてますます精進しなければならないと痛感しています。

最後になりましたが、顧問の宮田先生をはじめとする、弊部を支え、温かく見守って下さった全ての皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。

令和4年5月2日
副部長H.H


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